この度、第74回日本医学検査学会を2025年5月10日（土）11日（日）の2日間の日程で中四国支部を代表しまして鳥取県臨床検査技師会（以下、鳥臨技）が担当して開催させていただくことになりました。

会場は、大阪府大阪市北区中之島の大阪国際会議場（グランキューブ大阪）で行うことといたしました。大きな会場ですので発表会場、展示会場を一つにまとめて行うことが可能です。会場を一つにすることにより様々な企画にタイムロスなくご参加いただくことが出来ますし、来場された方が発表会場、展示会場を行き来される場合の負担軽減となります。また、日本各地から大阪へのアクセスの良さを最大限に生かしながら、会場内では鳥取色を随所に出していこうと計画しています。

有意義な学会となるように鳥臨技および関係者一同が準備を進めてまいります。

学会テーマは「+α　～臨床に貢献できる検査技師とは～」といたしました。2021年5月28日に医師の働き方改革を進めるための法律が公布され、2024年4月より順次施行されます。その中で臨床検査技師はタスクシフトをするべく厚生労働大臣指定研修会を受講し業務の範囲を拡大してきました。ただ実際の臨床現場での業務移管は十分ではありません。地域医療における病院の役割・規模によってもタスクシフトできる業務は変わります。今回の企画は医師のタスクシフト、また技術的により臨床に近いところをサポートすることも含め、いろいろな場面で活躍できる臨床検査技師をイメージして企画いたしました。

開催地は大阪市ですが、「外は大阪、中は鳥取」と題して学会場の中ではさまざまな鳥取を体感していただけるように準備しております。大阪ー鳥取は意外に近く、鳥取にもぜひ足を延ばしてください。

また、大阪・関西万博と日程が重なりますので学会参加してそのまま万博もお楽しみになるのもよろしいかと存じます。早めに宿泊を確保されることをお勧めいたします。

皆様とお目にかかることを鳥臨技会員一同、とても楽しみに致しております。ぜひ多くの方々の参加をお願いいたします。

2024年4月吉日